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3/4 2月定例会質問戦で浮き彫りとなった川勝県政の課題

一般質問で川勝県政の課題浮き彫りに

■県議会2月定例会

 

2/28から一週間に亘り県議会では20名を超える議員から質問が行われました。一議員年一回で私は9月に行ったので今議会は聞き役でしたが、川勝県政が抱える新たな課題が今回も浮き彫りとなりました。質問に立たれた自民改革会議の先生方、お疲れ様でした。来週からは常任委員会でもっと細かい当局への質問が行われます。

さて今議会の質問戦で取り上げられたのは以下の通り。

① 再任用で厚遇されている部長経験者の特別職の是非について(飯田県議代表質問)

② 総合計画推進担当と財政担当とが知事直轄下に置かれている組織の閉鎖性について(西原県議)

③ 選挙で応援しなかった団体への知事の発言や冷遇について(坪内県議)

④ 清水桜ヶ丘病院の補助金を巡る県の審査の正当性について(佐地県議)

これらに加えて、

⑤ 12月議会で不信任決議が議会の賛成多数で可決された一連の発言について、反省の態度を示すとして給与や賞与の返納を申し出ておきながら何ら手続きを行なっていないこと。

⑥ 盛土に対する厳しい条例制定に関連する全4議案が盛土への厳しい監督を実現する一方で、知事の恣意的な運用を可能にするような法的な欠陥はないか、むしろ盛土の土砂崩落問題は法や制度設計だけの問題とするのではなく、熱海での県市行政の監督責任や撤去や行政代執行を判断する職員の練度の問題としても、行政が自らを厳しく省みているかという姿勢も同時に議論されているか。

⑦ 更に教育長人事に関しても知事出身の文芸大学教授からの起用で、実際には教育委員会が所管する児童・生徒への教育経験はないという点で、教育委員会との意見調整は本当に行われたのか。

このように今の県政には問題があります。いずれの問題にも共通するのが不透明さです。

来週からの委員会で自民改革会議からの質問で厳しく追及していきます。