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5/11 静岡県防衛協会・総会

5/11 静岡県防衛協会・総会

■ 地方で国防に備えるということ

 

昨日グランシップにて県防衛協会の総会が行われました。防衛協会は現役自衛隊を支援し激励すると同時に退役後の再就職の支援も含めて特に県内主要な財界の方々が組織しています。

例年の総会は県内自衛隊との意見交換と合わせて開催されてきましたが、コロナ禍で前2年は開催中止、今年は漸く小規模ながらの開催です。

さて総会では県内選出国会議員の代理の方々が多いなか、院議員の細野豪志さん、杉山盛雄県議と私の3人が現役議員として出席をしご挨拶の機会を頂戴しました。

ウクライナへのロシアの軍事侵攻の最中でもあり、俄かに緊張が高まる国際情勢のなかで、会場からは例年とは異なる緊張感を感じました。

私の挨拶では、

① ウクライナの防衛にあたって殉死された方々への哀悼と俄かに高まる我が国周辺での緊張に対して日々活動される自衛隊の方々への敬意と感謝を申し上げ、

② 政府・自民党が議論し成立を目指していく国防体制の強化に関する法整備や体制整備ついて、広く国民の理解が得られるよう、自民党所属の地方議員としても機運の醸成に努めることをお約束し、

③ 県民の不安を徒らに煽ることは出来ないものの、防衛協会からご縁をいただく私たちのような地方議員が、行政担当者、専門家の方々と連携して、県土の侵攻に対する危険性についても把握するとともに、国民保護計画の遂行を念頭に置きながら、住民避難や防衛訓練のあり方についても、迅速かつ静粛にどのように備えるかということについて、冷静に理解し必要な事柄を整理しておかなくてはならないだろう。

との内容を申し上げました。

好戦的な主義主張に陥ることなく、国民の、県民の信頼を損なうことのない対応を続けるために、生命と財産、日常と希望を守るために、この国を信じてこの難局を受け止めることから始めなくてはなりません。