8/21 先週から自民党県内支部、要望聴取会議
毎年お盆が明けると、自民党県連の政務調査会が県内を回り、67ヶ所の自民党市町支部からの来年度予算要望の聞き取りを行います。
先週から今年も始まりました。
写真は金曜日のもくせい会館、静岡、清水、由比、蒲原支部の様子。要望項目は全34本。
やはり今年は特に目立つのが、急傾斜地や地滑り対策で、津波対策や産業・開発関連と同じく最多を数え、その他、道路、教育、観光、交通政策なども盛り込まれていました。
さてこうした会議は形骸化しやすい。
時間と要望項目数が限られているため、総論で聞いて総論で返すからです。そして各論に入ると、『計画作ってます。』『もうやってます。』という議論になりがち。多々ある課題を全関係者で会議するのだから、この場はこれで仕方ない。しかし大切なのは、県、市、県議、市議、そして党支部で各論がそれぞれプロジェクトごとに、課題ごとに共有されているのか、ということ。つまり、行政だけが進捗を把握して、情報の出し渋りに陥っていないか、ということ。
各論がプロジェクトとして動き始めると、ここに自治会、近隣住民、そして災害関連なら被災者などが加わって、具体的な事業をみんなで追いかけていく姿が実現します。
総論会議から、どこかに各論の共有不足がないか、これをチェックして、プロジェクトにしていくことが議員の仕事です。
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