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9/5 清水区の津波対策を加速しよう!

9/5 清水区の津波対策を加速する

 

先月末から清水区選出の望月香世子県議からご相談をいただいて、清水区の津波対策について、担当各課と一緒に今後の進め方を協議してきました。地元選出の市議の堀努先生とももちろん連携しています。

私の選挙区である駿河区では、県が津波対策を担当する静岡海岸で防潮堤の建設事業が進み、全体の進捗率は60%程度とはいえ、残すところ久能地区ばかりとなり、ゴールが見えてきました。

 

一方の清水区では、日の出地区など港湾中心エリアがいわゆる無堤区間で、エスパルスドリームプラザ周辺区域の整備と併せて構想がまとまり、整備が始まったところ。

清水区の津波対策は、現状を大きく6つに分類することができます。

① 国道150号線沿い沿岸部の駒越〜折戸の区域で、既存の堤防よりも想定津波が高くなるところ

② 同じく外海の三保区域で、津波よりも高潮の方が高いと想定されているところで、すでに高潮対策として離岸堤の整備や砂浜の再生事業が行われています。

そして、港湾内では、

③ 無堤区間

④ 津波高に十分な堤防が設置されている区間、とはいえ、この堤防も将来的には波の襲来による崩壊を免れるための補強などが必要なところ

⑤ 堤防はあっても津波高に不足する区間、ここは嵩上げに加えて強度化が必要です

⑥ そして堤防整備が計画に搭載されたものの着工を待っているところ。

 

駿河区では延長7.9kmの海岸線に、高さ8.5mの防潮堤を整備し、堤防上には太平洋自転車道を再整備して、今やランナーや散歩を楽しむ方々で賑わうようになりました。今日を迎えるまで、県、市、地元自治会は議論の開始から3年近くもの時間をかけて合意を作ってきました。想定に理解を得ること、相応の高さをまちづくりに活かすこと、避難優先で津波避難タワーの整備を急ぐこと。駿河区のこうした経験を踏まえれば、久能地区の整備後に着手が予定されている清水区沿岸部でも、いよいよ議論を開始する時期を迎えようとしています。

もちろん、現在進められている無堤区間への整備、三保での高潮対策の予算も維持しながらの事業になります。

 

駿河区での整備から考えて早ければ2027年には清水区海岸で事業が動き出すのが理想。

地元県議の望月先生、市議の堀先生を中心に、地元への情報提供から協議の場づくりが少しず始まっていくだろうと思います。私も精一杯サポートします。