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台風15号被災への対応

台風15号による被害への対応

■ 状況把握と市民への適切な情報提供、被害実態を積み上げて激甚災害の指定で復旧、復興に重厚な財源を獲得する

 

9月23日夜間から翌未明にかけて発生した集中豪雨は、時間雨量107mm、一晩での累加降水量418mm、葵区平山では市内最大値496mmと報告されました。

 

被災された方々、今なお続く断水によってご不便を強いられている清水区の皆さまに、お見舞いを申し上げますとともに、一刻も早く生活再建がなされますよう、私も議員として精一杯のご支援を申し上げます。

 

連休中から私の事務所のスタッフ、地元市議の皆さんに自治会役員の方々、そして被災現場の近隣にお住まいの皆さまのご尽力によって、私も被災状況を速やかに把握することができました。また、道路や住環境の復旧作業も迅速に進んでおり、併せてご協力・ご尽力くださっている皆さまに深く感謝を申し上げます。

 

駿河区では、丸子川沿いの住宅街で内水(街区内河川、雨水路・下水管・各種用水)が氾濫、長田地区では、みずほ、下川原、桃園町、広野地区一帯で、駅南地区では西島、中島浜、登呂本町、東大谷、久能で、道路冠水、床上・床下浸水が広範囲に発生、長田南学区の山間部、向敷地、大谷駿河台、久能では規模の相違はあるものの随所で土砂崩落と内水河川への崩落土砂の堆積、また安倍川河川敷のスポーツ広場は荒廃し、久能地区をはじめビニールハウスなど設備の損壊や耕作地への土砂流入、道路の陥没などが大規模に確認されました。

 

被災直後の昨日から今日にかけては、迅速な対応が求められる対応に全力を尽くすことになります。

これまでのところ私の事務所も、被災によるゴミの集積と収集の手配、通学路に置かれた土砂の移動手配、河川に堆積した崩落土砂の緊急撤去の手配などに追われています。

 

今後は、私たちがこうして得た情報と県市行政が把握している情報とを突き合わせ、国の激甚災害の指定を得ることも視野に入れて、被災状況を漏れなく行政の情報に盛り込む作業を継続して、可能な限り重厚な財源の確保に臨みます。

 

こうしたなか、昨日は早朝から、自民党副幹事長の片山さつき参議院議員に駿河区入りしていただき、特に被害が集中した久能、川原に立ち寄って状況をお伝えし、激甚災害指定の際にはご尽力いただけるよう依頼をしたところです。

 

そして、被災された皆さんには、自らの被災状況を記録(写真撮影など)して罹災証明書の発行を受けるよう、お手続きをお願いします。

 

また、清水区の断水に際しては、葵区、駿河区の多くの方々が水の提供をFacebookやTwitterで申し出てくださっています。市が設けた給水施設のご利用に加えて、こうしたお申し出には、本当に勇気をいただくものです。心から感謝を申し上げます。

 

対応が遅れたと一部批判もありましたが、被災地への自衛隊派遣も決まり、既に自衛隊による給水活動も始まりまったようです。一刻も早く復旧がなされるよう、正確で不足のない情報提供がなされ、適切な支援活動に繋がることを議会からも働きかけたいと思います。